本物の天然石鹸
天然石鹸と書いてあれば、信じていました。 なので、自分で作るにしても成分配合がちょっと変わるだけなので まぁ簡単に、お安く作れるものだと思っていたのです。 でも、現実は違いました。
ワタクシが『石鹸を作ってみたい』と思った直後に とっても理想的な業者さんと出会いました。 コンセプトへの理解があって、何かと協力して下さる。 お役所への届けもして下さる(化粧品扱いなので届けが必要)。 ほんっと感激する程良い仕事して下さるのに、手数料が信じられないくらいお安いのです。
なのに。。石鹸の見積もりは、ワタクシの予想よりはるかに高価。なぜだと思います?原価がとんでもなく高かったのです。
ワタクシがいくつか手に入れた天然石鹸の小売価格よりも、 この石鹸の原価の方が高いのです。 高くなった理由は、本物志向であったことなのですが。。逆にいろんな業者さんに聞きたいものです。
どうやって原価をそんなに極端に 抑えることが可能だったのか。
調べていくうちに、うんざりする現実に直面しました。 洗浄剤には石鹸、複合石鹸、合成洗剤が存在します。 2003年の4月から、全成分表示が義務づけられたらしいのですが、 その成分から、今手にしているものが果たして 石鹸なのか複合石鹸なのか それとも合成洗剤なのかを判断しなきゃいけません。そんなこと、素人に出来ますか??
合成洗剤とは合成界面活性剤を使ったもの。 複合石鹸とは石鹸と合成界面活性剤とを混ぜたもの。 きちんとした知識がないと、何を自分が使っているかも 知らないという状態なのです。。 まぁ何に関しても同じことは言えますが 改めて、知らないことは恐ろしいと思いましたわよ。
そして問題は、天然石鹸です。 石鹸素地と書かれているものが石鹸なわけですが。。石鹸素地を一体何から作ったのかを表記しなくても 良いという大きな落とし穴がある
んですのよ。 石鹸素地(〇〇、■■)と、素地の内容が公開されている場合は 一部隠蔽とかは出来ないみたいなので、 まぁ安心されても良いと思います。 (もしも一部隠蔽可能だったらごめんなさい) でも、内容を書かなくても良いという部分を悪用して、 ここに化学的なものを使っているのに、商品名が 「天然石鹸〇〇」とやっちゃうことが可能なわけです。
成分表に「オリーブオイル・石鹸素地」と書かれていた場合、本当に天然もの100%なのかは不明ということ。
そもそも、石鹸素地自体がオリーブオイルで作られることが多いので、 分けて表記されるにはそれなりの理由があるのでは。。と、ワタクシは勝手に想像しています。
もっと言うなら、「〇〇〇オイルと●●オイルをメインにした天然石鹸」とキャッチに書いてあっても、文字通り受け取れない
ということですわ。 本当にメインかどうかは成分表を見ないとわかりません。 石鹸素地に使われているものこそがメインですから。 なのに、石鹸素地の内容を公開してなかったりするんですもの。 本当にメインなのだったら、 なぜ公開しないんでしょうね?
だって実際、化学的な油脂で石鹸素地を作って、 オリーブオイルをほんのちょっと入れたら、そんな表記は可能だってことですものね。。 ちなみに、商品名は何をつけてもOKなので、 そういう石鹸素地で『天然石鹸〇〇』と名前をつけることも出来るんですのよ。 怖いですわね。。
そしてまた、『無添加石鹸』と言えば 合成モノが無添加と思われがちですが。。表示指定成分を入れてませんというだけの石鹸なのです。
これはまぁ、かなりの方がご存知かもしれませんけれどね。 もっとも、表示指定成分については賛否両論あって、 ワタクシは一概に否定はしません。 でも、今回の石鹸には入れてないですわ!
ワタクシは、何が何でも天然自然派じゃないとあり得ないというような 合成モノ完全否定派ではありません。 でも、天然のイメージだけを利用して、自然のもの100%と信じさせられて、合成モノを使うのは、イヤなのです。
合成なら合成と知った状態で使いたいのです。
そんなことを知ってしまったら、 1からすごい石鹸を作ってみたくなりました。 もう、現在のワタクシが思いつく全てを。。と。
もし誰からも共感を得られなかったら、 全部自分で買い取るつもりで、製作に着手して頂いたのです。
その成分ひとつひとつを、 こだわりの基礎化粧品メーカー、スキンセーバーTさんに 相談して決めていきました。 天然派の石鹸素地によく使われるオリーブオイルはイメージが良いという理由で使用頻度が高い
けれど、実は価格が高い上に不安定である
こと。 そして、あまり知られていない茶実油の方がオリーブオイルより質が良い上に価格が安く安定している
ことも教えてくださいました。 ・・・・そんなの聞いたら。。オリーブオイルを使う理由、あります?
ワタクシ、石鹸を極めたものは自分が使いたいから作るのですから、イメージとかはどうでも良いのです。
今回の石鹸の風水テーマは『運氣の強力浄化』であり、 凶方位への出張も多いワタクシが、 帰宅してその悪いものを流してしまうためのもの。 同時に、『こんなに美容効果の高い石鹸ってどうですの!』
みたいな石鹸が作りたかったのです。 どの成分のどのくらいの割合が、どの成分と出会って どのように氣が働くかという理論は、 今回は一切公開しないでおきます。 また、とんでもない劣化コピー品が出回っては、 どこでどんな風に間接的にご迷惑をかけるかわかりませんので。
ただ、 美容面でも本当にいろんな注文をつけてしまいました。 なので、美容面のこだわりについて一部語ってみようと思いますわ♪ そのひとつがアルガンオイル配合
だったんですのよ。 ご存知ですか?モロッコの黄金と言われる貴重なオイル。
アルガンオイルって抗酸化作用を持つビタミンEが オリーブオイルの2~3倍多く含まれるのだそうですわよ。 抗酸化物質って、活性酸素を除去する役割のものが オリーブオイルの2~3倍♪フランクフルト大学教授ミッシェル博士は、 アルガンオイルの皮膚に対するアンチエイジング効果を認められてます!
まぁビタミンEって別名「老化防止ビタミン」と呼ばれることもありますものね。それがたっぷり入ったオイルなのですわ。
モロッコの現地の方々は、傷口に塗ったりとか薬油として使われることも! 実際は、ビタミンE以外のところにも いろいろと期待出来そうではないですの♪ また、アルガンオイルの生産で現地の方々の 生活水準を少しでも向上させようというプロジェクトに モロッコ政府が取り組んでいるとのこと。 何やら、ご協力のチャンスの匂い♪
アルガンオイルの相場は、それはそれは高価なものです。 30kgの実から、1リットルしか取れないというオイルですしね。 でも、これをたっぷり入れてみたい! 大きな大きな釜に数滴落として、アルガンオイル配合石鹸って書いたところで実際に使用するワタクシ自身が全く嬉しくないんですもの!
(成分表ではアルガニアスピノサ核油と表記)
メーカーのスキンセーバーTさんに「アルガンオイル入れたいのです♪」
と お願いしたら、当たり前のように持ってきて下さったのが。。手絞りアルガンオイル!
実はアルガンオイルには機械絞りと手絞りの 二種類のものがあるのです。 機械絞りは、それはもう手間がかからないので安い! でも。。。。素材に無駄な圧力や摩擦による温度がかかってしまい、 酸化しやすいオイルになるのです。
一方で、そんな圧力や摩擦熱にも晒されない手絞りは。。繊維を壊す事無くオイルを絞り出せるのです。 酸化もしにくいんですのよ。
つまり、アルガンオイルの特性を生かすなら、それはもう手絞りでしょう!
ということなのです!
手間がかかる分、どうしても高価にはなります。 そして何より、入手困難。。 最近では、オイルとして売られているものも、 オイルを使用した商品にしても、機械絞りのオイルの方が圧倒的に使われている
のです。 そんな中、うちの究極石鹸は、普通に手絞りアルガンオイルですか?
そして、ベータカロチンたっぷりのキャロットオイルですわよ。 目のクマの改善や、肌荒れしている時の細胞修復目的で 使用される方も多いらしいです、キャロットオイル。 このオイルもたくさん入れたい。。 体を洗うたびに美容成分によるパックみたいな状態にしたかったので とにかくいろいろ詰め込みましたとも!
Magic Wands初の完全オリジナル石鹸が生まれてくる様子を 一部公開します!
わがままに思いつく限りの美容成分投入を狙ったので。。「固まるかなぁ。。」
と言われてしまうくらいの状態になったのですが。 後日「かなり良い出来ですよ!」
と 連絡をいただいた時には、思わずガッツポーズ♪ ワタクシたち、本当にツイてます。 またもや、最高の職人さんに出会って最高の仕事をして頂けたのですから♪
「ついに美の追求ですかフェムトさん。」 企画を聞いた時はそう思ったのですが、 その「悪い氣強力浄化」を狙ったところには男の僕もものすごく惹かれました。 凶方位対策は、多いほうが良いですからね。 僕も出張多いですし。 ついでにお肌つるつるになれるのなら言うことなし!すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
や
るべきことをやろうとする時、 必ず追い風のようなものを感じます。 運氣強力浄化な石鹸が、スーパー美容石鹸になったら。。 いえ、もう美容面だけでも何か極めたようなものが出来たら。。 そう考えた時に、全く今まで繋がりのなかった美容業界で びっくりする程良心的に、最高の仕事をして下さる 国内メーカーさんと出会いました。た
まに思うことですが、ワタクシ。。 こんな願いがさくっと叶う程、 どれだけ良いことが出来ていると言うんですの??と。 これはもう、良いものを良いとお伝えする使命を与えられたような感覚すらあります。 発泡剤なんかを入れていないので、泡立ちはかなり大人しいものでしょう。 でも、本物を作ろうと思ったからには、 天然派な雰囲氣とか、石鹸とはこんな泡立ちだとか、 そういうイメージ先行なものには興味が持てませんでした。 だってワタクシ、運氣強力浄化してくれる上に うんとお肌キレイにしてくれる石鹸がほしかったわけで。 フリではないものじゃないと、意味ないと思ったんです。確
かに、石鹸素材をインチキしたり、 最近何かと不正表示が問題の海外発注にしたりするのなら 原価を抑える方法はワタクシでもいくらでも思いつきます。 けれど、その石鹸を使ったワタクシ。。幸せ氣分に浸れません。 天然のふりしたインチキものはイヤなものです。 合成なら、合成の顔しててほしいのです。ほんと。ど
の業界にも不正ってあるものなんです。 でもワタクシ、化粧品業界はもちろん素人なので、「原価はこのくらいの%に抑えなきゃいけない」
なんて感覚がありません。 何せ「すごいの作っちゃえ」
だけという、 プロから見たら凄まじいことをやっちゃってるんでしょうね。天
然石を扱い出した時も、革アイテムを扱い出した時も、「経営ってもんをわかっちゃいない素人」
と言われたこと数知れず。 ならば、ずっと素人でいきます♪ 自分が使いたいと思うものを追っていきますわ! 理想の石鹸が完成して、ものすっごく幸せな氣分なのです。 この氣分、シェアしますわね! こちらも読んで下さいね!『本物の天然石鹸と生ソープ』
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