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風水のとんでも講習会にて(下)

2008.12.12

東洋哲学について、スケジュール的に参加出来そうな 講習会があると、喜んで出かけるワタクシ☆ 更なる研究を深めるための 何かの刺激を頂けることが多いのですが。。 先日とても危険な内容の講習に当たりましたのでご報告です♪ 上の巻・中の巻・下の巻でお送りしますわ☆ 今回はその下の巻! 風水のとんでも講習会にて 上の巻
風水のとんでも講習会にて 中の巻
で、こちらの表をご覧下さい。
2008年はバランス悪いでしょう?

表の作り方ですか?今日はやりませんよ?

どこでどうバランスが悪いのかを見るのかわかりませんか?
そうですか。。

でも、それも今日はやりません。
・・・・じゃ、何のための表なんですの。。( ̄▽ ̄;)

聴衆は、自分で判断する材料が全くない状態です。

それは鑑定であって、講習ではないのではないかと。
毎月僕のHPで発表している風水の表。
あれも使い方がわからないという声、多いですね。

敢えて使い方を公開していません。
自由に使っていただいたら良いのです!!
使い方が全くわからないのに、自由に使えとおっしゃる。。

(この言葉には、会場中から思わず失笑が。。)
皆さん笑ってられるけど、本当ですよ?
自由に使ったら良いんです。

風水に間違いってありませんから!

(きっぱり)

あります! 間違った使い方は!

そもそも、セミナーの最初に 「風水の間違った実践は生命に関わる」的なことを おっしゃってるのに。。 何を言ってるんですか。
破綻企業の建物例なんか、
風水の誤用例としてサンプルにしたのでは
なかったんですの?

基本的知識もないかもしれない相手に
自由に使えとは。。

また、風水はいかように
使っても間違いはないとは

何たる天下の暴論。

そもそもいかように使っても間違いないということは そこにルールは存在しないということ。 つまりは理論もなく、風水という哲学自体が 否定されることになるのは 氣がついておられるのかしら??
何でも自由に使っていいんです。
決まりごとに縛られることはありません。

ほら。包丁だって何にでも使いますよね?

料理に使うこともあれば、ラップを切ったり
袋を切ったり。

あんな風に、とらわれずに自由に使えば良いんですよ。
・・・・・・・・詭弁でしてよ。。。。

包丁は時に、人に障害を与えたりもしますわ。

包丁を

「ルールに縛られずに自由に使え」

と言ってしまうと 凶器として使うことも容認してしまうことになりますが?
では、質疑応答に移ります。
自由自在に使っても間違いの起きないと
いう風水についてなんて、

何をどう質問したらいいのです!

(と思っていましたが、質問者が出られました)

おすすめの世界的に有名な風水師〇〇〇〇さんが 出されているカレンダーなのですが。。 日本のものじゃないせいか、 新月や満月の日がずれていることがあるんです。 これはどちらを採用したらいいんでしょうか?

カレンダーの信頼性に関わる質問が出ましたね!

これ、どっちを信用するかって話ですよね??
僕は断然〇〇〇〇さんの言うことを信用しますよ?

えぇ。絶対ですよ!!

いや。。 そういう信用がどうとかって話じゃないんですが。。

〇〇〇〇さんの本は、世界中でものすっごく売れてます!
売れてるんですよ!

それは効果があることに他ならないでしょう!!

理論? そんなもの、 僕はあまり知りません!

日本で一番本が売れてるだろう風水師さんが誰なのかを
よく考えてみて頂きたい。

あまり言いたくありませんが、効果のないことで有名なのでは?

それに。。
「理論を知らない」宣言が、2時間の間にあまりに出現して
びっくりですわ。

何を「講習」されるつもりですか本当に。。
質問へのお答えですが、それは日本の暦を採用すべきなんです。

月の人体に与える影響から発生した開運法に関しては、
その土地に自分がいる時に、月の状態がどうあるかが重要。

それは、月の引力や光の強さ、形状が視覚的に与える影響などが
基礎になっている考え方ですからね☆

本当の意味で、風水が科学であると知っているのであれば、
きちんとお答え出来るはずなのですけどね。。

誰が作った暦だから信頼出来るとか
出来ないとかの問題ではないですわ☆

ほとんど恫喝じゃありませんの。。

( ̄▽ ̄;) そもそも、答えが逆です。 その答えを「信用」することこそ危険な話です。
最後に。。あ、写真は大歓迎です。

HPとかブログとかMIXIとかやってられる方、
どんどん載せて下さいね!

僕の写真をあちこちに掲載して下さい!

目立つことは 避けていたんじゃなかったんですの?!

さて、ちょっと後日談を。。

実はこのセミナーに参加した際に、講師はワタクシの顔を
存じていらっしゃるような態度を取られていましたの。

で、この裏話三部作を掲載してからしばらくして、
自社マガジンにて赤い財布をお勧めされていたのですが。。
うちではずっと赤い財布を勧めて来たし、
金運上げた人も増えている。
という、

相変わらずの言った者勝ちデータ &ずっと勧めてきたから何ですの?

な内容でした。
う~~ん。。理論的なものが伺いたいのですが。。

セミナー中のお話によれば、
理論なんか

知らん

とのことですし、 まぁそんなものなんでしょうね。
思想的な部分に関しては個性があるものなのかもしれません。

例えば、風水アイテムに革は絶対使わない主義で、
ビニール推奨という考え方をされているようですが、

「あり」

と考える方もいらっしゃるのでしょう。 ワタクシが

「あり」と思わない

だけなのです。
そもそも、風水は自然の循環の中に生活を組み込むのが極意。

革を使わなければ、牛は喜ぶ。

という短絡的なことより、

ビニールが地球を苦しめて、 結局は牛も含むあらゆる生き物が脅かされる

という構造の方が ずっと問題だとワタクシは考えます。 少なくとも「自然循環に組み込まれる」からは 完全にはずれているかと。。
また、Magic Wandsで使用している革は、
革だけを取るためだけに生命を奪ったものではなく、
人間の古来からの生を維持してきた

「衣・食」

を支える牛たちの 尊い贈り物です。 大切に感謝して使うことにこそ意味があって、 時が来たら地球に返せる、 循環に組み込まれたものだと思いましてよ。
菜食主義の方のポリシーはまた、別の話。

ワタクシは菜食主義ではありませんが、知る限りの範囲において

菜食ポリシーの方は別に地球を 痛めつける提案をされてません

ので 個人的に普通に受け入れられる考え方ですのよ。
まぁそれ以前に、本当に良いものであれば

自信を持って自社アイテムを ご自身で使って頂きたい

ですけれどね。 革は使わないポリシーだからビニールで作ったけれど、 安っぽいから自分では使わない。。では、

ポリシーも本末転倒になっちゃいますものね。

講習を真に受けた方は少ないと思います。
少ないと思いたいですよ。

風水は信仰ではないですからね!
信じないのか!と恫喝するのは風水じゃないですね。

人を恫喝すれば、自分に恫喝の氣が返って来るものですよ!

すべては繋がっていて、 偶然はないのです!

やぁ。。ユニークな講習でした。 講習を通して感じたこと。 それは原価がなきに等しいものに数万円つけて販売するために、 有名人のネームバリューと脅しとがふんだんに使用することが 日常的に行われているらしいことでした。

名風水師を神にした宗教活動に なりかねない講習(?)になっていたことが、 危険でもあり残念でもありました。 リスクの高い風水をよける知恵と判断力を 皆様はしっかり持っていて下さいね!

回、三回にわたって所感を語ってまいりましたが、 あくまでこれはワタクシが知る風水との違いや、仕事に関する考え方の違いに

驚いた。。

という話であって特定の企業を必要以上に責めるつもりはありませんわ。 (責めたところで。。ねぇ。。。。) 言いたいことは、相手がどんなにすごい肩書きであろうと、 有名人の力を借りようと、恫喝しようと。。

「よくわからないし、 おかしなところもあるけど、 きっと正しいんだろう。」

思わないで欲しい

ということ。 おかしなところは、誰が言ったとしてもおかしいのです。

肩書きは、何とでもつけられるもの。 有名人は常に正しいとは限らない。 有名人の代弁が、常に正確さを保っているとは限らない。 恫喝するには理由がある。 言っている本人自身が、望む状態になっているかどうか。

この目線を大事にするだけで、どれだけのことに氣がつけるのかを 例として提示したかったというのが最大の目的。 まぁワタクシにとっては、

「とんでも風水」

だったことは否定する氣はありませんが、 その支持者まで責めてしまう言霊になっては。。と思いますので、

「責めません。」

と追記しておきますわね。 低レベルな風水バトルは、当然のことながら望んでいません。( ̄▽ ̄;) 物事の「キモ」をつかむ力をつけていきましょう♪ 上の巻はこちら☆ 中の巻はこちら☆

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