ライフワークバランスの呪い

「ライフワークバランス」。また、耳に心地良いだけの呪いのような言霊がどこからともなく発生しているようです。氣をつけましょう。さて、なぜ呪いなのかを語ります。

「ライフワークバランス」。

ワーカーホリックを否定し、揶揄し、
間違っている生き方であると刷り込んでしまう
なかなか強烈な一言です。

なぜって、ライフとワークが対立している前提で
成立している表現ではないですか。

仕事が大好きな人もいます。
大好きという感覚は無かったけれど、定年後に自身を見失う人もいます。
仕事は人生を支えるパートナー的存在ですわよ。

最近知り合った女性は、こうおっしゃいました。

「私は会社が大好きです。仕事が好きです。
　仮に１日８時間働くとして、
　大好きと思える場所で過ごせることは
　幸せなことだと思うんです。」

もうね、完全に同感。

ライフワークバランスという考えは、
ライフを蝕むワークをいかに排除して
基本は５０：５０だけれど、理想は９０：１０とか、
そんなところまで持っていけたら素敵！！ということかしら？

ワークは害虫のような扱いに感じますが。

ワタクシの友人は、半分くらい在宅ワークなのだそうですが、
在宅ワークになるにあたって、最新かつハイスペックな
パソコン環境を会社から与えられたと言います。

「そこまでのハイスペックパソコンが必要な作業ではないけれど、
　今後のためにと言われた。」と。

福利厚生も非常に良いですし、自由参加の社員旅行は全額会社負担で豪華。

家族の誕生日には、お花やプレゼントが贈られる会社で、
友人はとても感謝していますし、ワタクシも良い会社だと思うのですが、
これでも文句しか言わない社員がいるとのこと。

あらあら。

「役員の給料が我々より高い！」
「我々は社畜だ！」
「我々を働かせるなんて、ブラック企業だ！」

だそうです。

役員の給料が高いのは、それなりの責任を負って
それなりのリスクも負担も被っているからです。

どこかの正社員になったこと＝社畜化ではありません。

働かせたらブラック企業なら、無職になりたいのかしら？

まぁいろいろ意味不明です。

縁あって何かの仕事についたなら、ある程度の努力は必要ですわ。

仕事スキルアップの努力、自分の居場所を作る努力、
会社を愛する努力。

勝手に自分の中に生まれてくる愛情が無いから会社が悪い
のではなく、愛するためにこちらが歩み寄る必要もあって、
その先にあるのは、ワーク＝HAPPY TIMEでしてよ。

会社を愛する努力とは、例えば会社の理念を知ること。
会社の歩み・歴史を知ること。
扱っている商品・サービスのこだわりを知ること。
先輩たちが守ってきたものを知ること。

まともな会社というものは、とにかく社員を守ろう、幸せにしよう
と考えているものです。

マルクスの資本論のような、資本家と労働者の対立の世界の方が
珍しいのではないかしら。

労働者の親になろうとするのが経営者で、
ライフワークバランスやブラック企業や社畜という言葉を
多用する労働者はその親の庇護下にある反抗期の子どものようですわ。

そこに氣がついた労働者が、愛社心を持ちます。
愛社心を持つと、スキルもキャリアも効率よく上がります。

居場所のレベルも上がるので、何かがあっても
対処の仕方から何から高い難易度もクリア。

こういう環境なら、ワークの時間が８時間が１２時間になっても
自分から望んで取り組みたくなりますしね。

現にワタクシのワークタイムなんて１２時間なんてものじゃありません。

ワーカーホリックはあまり良いニュアンスでは使われませんが、
人によってはゲームであったりテレビ視聴であったり読書であったり
観劇であったり何か他の趣味であったり。

好きなことに時間を使うわけで、その好きなことが仕事だったら、
人生は最高に素敵なものになりますわね。

だったら、敵対より愛した方が良いでしょう。

探しても探しても良いところを見つけられない仕事なら、
別の仕事を探すのも良いでしょうね。

とにかく仕事は敵ではなく、愛すべき対象だという視点、
持ってみて頂きたいと思いますわ。

経営者が集まる異業種交流会に行って耳にするのは、
経営者たちの社員への愛情です。

その愛情に氣づいた人から、社内での氣の増幅を
成功させていると思いますよ。

すべては繋がっていて、
偶然はないのです！

幼い視点で悪い流行語を安易に口にして、
いかにも自分の考えのように使ってしまう。

これ、良いわけがありません。
いつの間にかその言霊は自分の細胞に沁みつきますわよ。


向き合うことをせず、知るべきことを知ろうとしないうちに、
今の居心地悪さの原因は相手・職場にあると決めてしまうと、
大事なことに氣づけませんし、運氣財産も貯まりにくいんですのよ。

少なくとも、この見えない罠がかけられているような
ライフワークバランスという概念は運氣を削る呪いだと
ワタクシは思います。

仕事をすることが悪いかのようですからね。
その向こうにあるのは、働かないことを正当化する自分自身です。

日本の国力が下がります。悪徳にも繋がりますわ。

わたがらさんより

ライフワークバランスの呪いの裏話読みました！
読んでいてスカッとしました！！

というのも、私もライフワークバランスの呪いの変化系？にかかっており
「長時間働き、疲れている自分を自己否定」という呪いに
かかっておりました。。
(繁忙期の疲れがたまっている時に限って、
 この手の報道にぶつかっていました…)

働かない事を正当化する呪いでしたが、働いてる自分は負け組なの……？？
と否定されてるようで、無氣力になることがあったのです。

呪いにかかりながらも

「円安が続きっぱなしの原因これでは？？？」

「なんで難関大学を出て、世界を相手に商売する大企業に入った
　超優秀な人たちが、その環境にいて働かないでいるの？
　正社員で週4勤務って？？
　この選ばれし戦士が戦えば日本もっとよくなるのに？？」

と
？？？はてなマークいっぱいでした（笑）
裏話で呪いを解かれたのか、謎のだるさや頭痛が昨日から和らいでます！
呪いを解いてくださり、本当にありがとうございます…！

「多様性」の名の元にマジョリティとマイノリティが逆転していませんか？

【開運のための考え方】裏話トップに戻る

金属磨きで運氣アップ