芽吹きのたより

初めて自分で植えた朝顔の種から
芽が出たとき、とても嬉しかったことを
今でも覚えています。

日当たりや水の量を氣にして、
まだ出ない…まだ出ない…と、お世話をしながら
ひたすら待っていたのが報われた瞬間です。

一生懸命積み上げてきたことが芽を出す。
何か一歩前進した手ごたえをつかむ。

努力や研鑽の道でも、これに勝る喜びは
ないといっても過言ではないのかもしれません。

地を割り、太陽に向かって懸命に葉を広げる新芽は
希望の象徴、大きなエネルギーの塊です。

ひとつの達成感が、次の一歩の原動力となるよう
新芽の成長パワーにあやかりたいものです。

そんな新芽の勢いを借りつつ、
生まれたてほやほやの葉や茎が折れることのないよう
守り、育てていくためのピアス＆イヤリングができました。

みずみずしい新芽を思わせる
鮮やかなグリーンの石は、ガーネットです。

天からの恵みを、運氣の地盤へと繋ぐ石と言われています。
また、運氣の種蒔きをする石ともされています。
まさに新芽さながらのパワーを秘めた石です。

新たな人、もの、事とのご縁を繋いで
良い運氣の発芽率を上げてくれることでしょう。

ふんわり白っぽい石は、ムーンクォーツです。

新芽の成長の邪魔になるものを退治し、
代わりに成長の先にある喜びや笑顔を
増やすよう働きかけてくれる石です。

小さな新芽が摘まれたり枯れたりしないように
守りながら成長を促してくれるはずです。

そして、先端にはアイオライトを付けました。

アイオライトは、航海の無事を祈って
羅針盤に埋め込まれていたと言われている石です。

時代は古く、ヴァイキングたちが北欧の海を
統べていたころの伝説です。

アイオライトは、見る方向によって
色が異なって見える多色性を持っています。

この性質を利用すると、アイオライトの持ち味である
少し紫がかったブルーが見える方向が太陽の方向となり、
これを航海の指針としていたのだといいます。

当時は、現在より航海の技術が未発達な時代。
たくさんの人々の無事に海を進めるようにとの祈りを
託されていたのがアイオライトだというわけです。

そんな歴史のある石ですから、
先が見えないように思える難題に挑んでいる方、
荒波に揉まれている方を、導いてくれることでしょう。

芽吹きは成長に向かう第一歩です。

追い風に乗り、向かい風に挑みながら
目標達成や明るい未来へと突き進んでいきましょう！